朝、カーテンを開けるのが、しんどい日があります。
外に出るほどじゃない。
でも、このまま一日が終わるのも、
なんだか苦しい。
—— そんな日の窓辺に、
ほんの少しだけ光を呼ぶ道具があります。
いつからだろう、外に出るのが怖くなったのは。
カーテンを閉ざした部屋にひきこもる主人公・はな。
心配しながらも、どう接すればいいのかわからず戸惑う家族たち。
ある日、弟のひかるが出会ったのは、
「ひきこもりからの社会参加 〜はなゆらクラフト部〜」。
手紙とともに、ひとつのサンキャッチャーが、はなのもとへ届く。
窓辺に差し込む虹色の光が、
閉ざされていたはなの心を、少しずつ揺らし始める——。
ひきこもりの少女と、その家族の葛藤と願いを描いた、静かな希望の物語。
本編はショートドラマ(14分)。こちらは予告編です。
ひきこもっている時は、
カーテンをギュッと閉めてしまうけど、
このサンキャッチャーの幅だけでも、
開けられるきっかけになったらいいですね。
ある日のマルシェで、はなゆらのサンキャッチャーを手に取った高校生が、ぽつりと話してくれた言葉でした。
ひきこもりだった時期の自分を重ねるように、彼女はそう言いました。
——サンキャッチャーの幅は、ほんの4〜5cm。
窓を開け放つことでも、誰かと話すことでもなく、その小さな幅だけ、光を呼び込んでみる。
そのほんの少しの単位が、最初の一歩やきっかけになるかもしれない。
そう思って生まれたのが、このショートドラマと、いま手元にあるサンキャッチャーです。
理学療法士の学校を中退し、調理師学校で就職活動につまずきました。うつになり、ひきこもる。そんな波を、三度くりかえしました。
「不毛な時間」だったはずのその年月が、「経験」に変わったのは、ピアサポートとの出会いがきっかけでした。同じ場所を通った人だからこそ、隣に座れる。専門家ではない、けれど経験の専門家として。
いまははなゆらを通じて、かつての自分のような誰かの窓辺に、ほんの少しの光を運ぶ仕事をしています。
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クリスタルガラスを照らした光がいくつもの色に分かれ、
やさしい輝きとなって広がります。
外に出られない日も、窓辺の光だけは、
いつもあなたを待っています。
この一つひとつは、
働きづらさを抱える人たちの手で生まれています。
この背景を知ったうえで、
手元のひとつを選んでくれたら、嬉しい。
それだけで、十分です。
朝の光を整える、
ささやかなお守りとして。
自分にだけ届くご褒美に。
言葉にしにくい応援を、
光に託して。
押し付けがましくない贈り物。
入学・退院・新生活。
人生の窓を、
そっと開ける時に。